認定再生医療等委員会

委員会の開催と審査業務を行う体制
1. 委員会は、半年に一度の定期開催を行う
１）管理者（院長）からの諮問があった場合、２）委員会が決定した場合、３）責任者から実施内容に関する審議の申請があった場合、４）再生医療等委員会の委員会からの要求があった場合などは、臨時で審議を行う。

１）医療法人岡田歯科医院および外部より審査依頼があり本委員会委員全員の同意が得られた歯科医院が提供する再生医療等提供計画について法律の定める再生医療等提供基準に照らして審査を行い、管理者に対して再生医療等の提供の適否及び提供に当たって留意すべき事項について意見を述べる。
２）管理者より、再生医療等の提供に起因するものと疑われる疾病、障害若しくは死亡又は感染症の発生に関する事項について報告を受けた場合において、必要があると認める場合には、管理者に対し、その原因の究明及び講ずべき措置について意見を述べる。
３)　管理者より、再生医療等の提供の状況についての報告を受けた場合においては、必要があると認めるときは、管理者に対し、その再生医療等の提供に当たって留意すべき事項若しくは改善すべき事項について意見を述べ、又はその再生医療等の提供を中止すべき旨の意見を述べる。
４）再生医療等技術の安全性の確保等その他再生医療等の適正な提供のために必要と認めるときは、管理者に対し、当該再生医療等提供計画に記載された事項に関し意見を述べる。 

委員会における審査は出席委員の全員参加と、審査の判断と意見は出席委員の全員の意見の一致を原則とするが、やむを得ない場合は四分の三以上の委員の合意をもって決定する。

審査等業務に関する規定と公表
医療法人岡田歯科医院は、再生医療等委員会の構成（委員名簿）や審議の手順書、議事録、審査結果、審査等業務規程を申し出があった場合に文書による一般開示で公開する。その際、患者の個人情報に関わる点は一切含まれない。

適正かつ公正な審査業務を行う活動の自由及び独立の保障
委員会の構成委員は特定の歯科医院との利害関係がなく、各々が持つ歯科インプラント治療および再生医療に関する知識・意見を自由に発言することが保障される。

審査業務を継続的に実施できる体制

管理者は審査依頼があった場合に、迅速に委員会開催の旨を伝達することで委員会を招集、開催する。迅速にとは書面やメールでの閲覧等による簡便な審査等を含む。
管理者が委員会の維持が困難になった場合および認定再生医療等委員会の認定の取り消しまたは廃止した場合には管理者は、地方厚生局長に届け出を提出し、本再生医療等委員会に再生医療等提供計画を提出していた「医療法人岡田歯科医院」および外部より審査依頼があり本委員会委員全員の同意が得られた歯科医院に他の認定再生医療等委員会を紹介する。

設置者の財政的な基盤
委員会の設置者は医療法人　岡田歯科医院　理事長であり、財政的な基盤は確立されている。

これまでの運営状況
平成27年に委員会業務開始、7件の歯科医院の第3種再生医療等提供計画の審査を行っている。1年あたり1〜2回の定期報告における審査を開催しており、平成31年3月1日現在で、2件の歯科医院より新たな審査依頼に関する相談を受け付けている状態である。